というわけでですね、今回はラズパイZeroを個人輸入してみた。
目的:
Androidデバイスから、物理スイッチのみのスピーカー・照明器具の電源制御をしたい
と言う感じなので、とりあえず全部入りのスターターキットを買ってみた。
一番安い送料で送ってもらった。のでこんな感じの小包の状態で届いた
さらに袋に入ってた。なんか海外って感じがするよね。
ひらいた
右下の小包はラズパイZeroの専用ケース。(要組立て)
本体、GPIOのピンは未実装。
ただし、スターターキットに全て付属しているので、はんだ付けする。
GPIOピンを付けてケースに収納した所。
なお、OS(Raspbian)自体はmicro SDに焼かれていて、そのままでも使える。
・・・が、個人的にこの使い方だとGUIいらないので、
Raspbian Jessie Liteを突っ込む。
Windows10なので、
Win32DiskImagerを使ってSDカードにイメージを焼いていく。
で、続いてOTGを有効にしてUSB繋いだだけでパソコンとSSHできるようにする。
0.焼いたイメージの設定ファイルを少し弄る
Windows 10なら、マウントしたmicro SDカードの直下のconfig.txtとcmdline.txtを少し修正して保存する。
・config.txt
dtoverlay=dwc2
上記1行を
最終行に追記する。
・cmdline.txt
modules-load=dwc2,g_ether
上記1文を
rootwait の直後に追記する。
1.OTGドライバをインストール
Raspberry pi ZeroをEthernetアダプタとして認識させるためのドライバを入れる。
わりかし便利な機能だけど、ラズパイZeroしかハード的に対応してないみたい。
RPI Driver OTG
2.mDNSをWindowsで使えるように
Bonjourを入れる
プリントサービスを入れる理由は、その中にmDNSを喋ってくれるクライアントがあるから。他のところではiTunesでも入れればいいんじゃね?って言われてるけど、iTunes使わないし。どうせ起動しないなら小さいアプリのほうがいいじゃん。
※2017年1月21日現在Windows 10ではmDNSは非対応。対応しているのは類似技術のLLMNRであり、互換性はないのでいくらやってもBonjour無しでは引けない。
あとは、ラズパイゼロをパソコンのUSBに繋いで
raspberrypi.local
でpingが通るか確認すればOK。
なんか、mDNSはIPv6優先で引いてくれるらしい。
だから最悪ラズパイのipv4アドレスが同一ネットワーク内になくてもアクセスできる。
最高。